2009-05

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日本語

丁寧体から覚える利点

一般的な日本語の初級テキストは、まず丁寧体から学習を始め、あとから普通体を勉強するようになっています。丁寧体から始める理由はやはり、まず丁寧な日本語を身に付けるという目的があるからでしょう。丁寧体は誰に対してどんな場面で使われるかというと、...
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普通体の動詞の変化

国内在住の外国人が自然と日本語を身に付けた場合、普通体をよく使う傾向があるのですが、そうなる理由として、普通体のほうが形が短いからではないかということを話しました。例えば、「食べる」という動詞の丁寧体の変化は、 「たべます・たべません・たべ...
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普通体が使いやすい理由

学習者が間違った文法を何年も使い続けると、それが固定化してしまいます。そうなると、少し教師が訂正したぐらいではなかなか直りません。一度習慣化してしまったものを変えることは難しいのが現実です。  こういう例として、日本で生活が長い外国人が普通...
日本語

間違った習慣を修正するのは難しい

日本語学習者がテキストで勉強したり教師の指導のもとで学んだことがなく、日本で何年も生活しながら日本語を身に付けた場合、その日本語は不確かな文法で、丁寧体がうまく使えなかったり、方言を共通語だと思ったまま話したりということになりがちです。  ...
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丁寧体を習得する

日本語学習者は一般的なテキストに沿って学習をすると、「です・ます」の形の丁寧体から学び始め、そのあと「~だ・~する」という形の普通体を学びます。丁寧体を勉強している間は、学校外で話されている普通体を聞いてもあまり理解することはできません。ま...
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教室外の「普通体」の会話

国内で日本語学習を始めた学習者が、 「先生が話す日本語はわかるが、教室外の日本語がなかなかわからない」 と言う理由のうち、1つは、学校内で教えている日本語は共通語としての日本語だが、教室外で話されている日本語は方言だから、というのがありまし...
日本語

方言への興味とニーズ

国内で日本語学習を始めた学生は数ヶ月も勉強すると、 「先生が話す日本語はわかるが、教室外の日本語がなかなかわからない」 という不満を持つ時期が来ます。これには、大きく分けて2つの理由があります。1つは、学校内で教えている日本語は共通語として...
日本語

国内で教えやすい言語習慣

海外で教える場合は日本国内で教えるよりも、教師が教えた結果がそのまま学生の日本語として表れやすくなります。自分が教えた学生の進歩がはっきり見えるのが日本語教師にとってのやりがいです。では、国内で教える場合はどうでしょうか。  国内で教える場...
日本語

海外で教える喜び

海外で日本語を教える場合、話を単純化すれば、 ○学生の日本語が上達するかどうかは、ほとんど教師によって決まる。 という話をしましたが、これは2つの設定をしていました。1つは、「学生が教室以外で日本語に触れることができない」という状況です。日...
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海外で教えると実力がつく

国内在住の外国人が日本語を習得する場合、 ○学校には行かないで独学しながら、まわりの日本人との会話を通して身に付ける。 ○学校に行ったり個人レッスンを受けたりしながら、まわりの日本人との会話を通して身に付ける。 などが考えられます。どちらの...
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