2009-06

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日本語

教材欄を省略せずに書く

教案には基本的に、「教えるべき文法」「教えるべき語彙」「文法と語彙を教えるための方法」などを書いておかなければなりません。そして、「方法」のところには教室活動の具体的手順を書くのですが、初級では教材(絵カードや実物教材等)を頻繁に使うので、...
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活動欄と教材欄は時間を一致させる

教案は授業の手順を書いていくものです。そして、初級の段階では教材が重要な役割を果たしますから、教案には「ここでこの教材を使う」ということを明確に書いておかなければなりません。授業で教材をどう使うかに関しては、 ・あらかじめ教材を準備しておく...
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教案に必要な教材欄

直説法で初級の一番はじめを教える場合、「日本語で説明する」ということができません(学生が日本語を聞いても理解できないので)。教師がずっと話し続けて授業を成立させるという一般的な講義スタイルが成り立たない以上、教師は他の方法で授業をしなければ...
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教案は必要か?

日本語教師養成講座で実践演習をする学生には教案(授業計画)を提出してもらいます。提出は授業前の場合と授業終了後の場合があり、講座によって違いがあります。教案はもともと授業をする教師が自分の授業計画のために書くものですが、これを提出してもらう...
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場面を設定して誤解をなくす

外国人に日本語を教える場合、媒介語(英語が理解できる学生に英語を使って教える場合は、媒介語は英語)を使って教えることを間接法、日本語だけで日本語を教えることを直説法と言います。直説法で日本語を教える場合は、学習者が理解できる範囲の単語や文法...
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言葉で説明できない部分を補う

日本語を勉強している学生は、当然ながら日本語の語彙も文法もまだまだ不足しています。ですから、日本語学習者に対しては、彼らの理解できる範囲内の日本語で説明しなければなりません。その範囲を超えてしまうと、いくら教師が説明しても彼らには伝わりませ...
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簡潔で短い説明を心がける

日本語を教えるための真の実力をつけるには、中級から教えるのではなく、初級を最初から教える経験をすることです。初級を最初から教える経験をすると、 ・必要なことだけを説明する。 という技術が身に付くからです。中級では、学生はある程度日本語が聞い...
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いきなり中級では実力がつかない

新人の先生が採用された際に、「既に学生がある程度日本語ができるようになっているので、中級のほうが説明しやすいだろう」という理由で中級クラスを担当することになったとします。この場合、学生が知りたいのは、例えば文法であれば、 今習っている中級の...
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「日本語で説明できる=教えやすい?」

養成講座を修了したばかりの新人が日本語学校に採用された場合、初級のゼロレベルではなく、初級の後半や中級の担当になることがあります。これは、初級の後半や中級が「日本語で説明しやすい」と考えられているからでしょう。  直説法で教える場合、日本語...
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初級ゼロレベルでの直説法

国内の日本語学校では直説法という教えた方をとっているところがほとんどなので、国内で日本語を教えようと考えている人は、直接法の技術を身に付けなければなりません。この技術とは、 ○日本語を知らない学生に対して、日本語で日本語を教える。 という技...
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